干しいもができるまで

1.伏せる【2月~3月頃】

苗をつくるため、さつまいもを苗床(なえどこ)に伏せていきます。芋を、芽が出やすい状態に並べて土をかけ温かくしてあげることにより芋自身に、春だときづかせることにより芽が出る。

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2.芽が出る【3~5月頃】

力強く土を押しのけて出てきます。

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3.苗を切る【4~6月頃】

大きくなった芽を一本一本切っていきます。これがさつまいもの苗になります。

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4.苗を植える【5~6月頃】

苗は、信じられないかもしれませんが、切ったまま土に植えます。節のひとつひとつから根が生えて芋が育つのです。

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5.成長【5~10月中旬頃】

夏のあたたかさと適度な雨により葉はどんどんどんどん広がっていきます。

収穫前の様子【10月中旬頃】

収穫前はこんなにうっそうと広がっています。

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6.収穫する【10月中旬~11月頃】

掘り起こしは機械で行い、収穫は全て手作業です。芋に傷をつけないようにていねいに収穫します。

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ほしいも学校●玉豊:これが干し芋原料芋のさつまいも玉豊種です。皮は白いのが特徴です。

7.貯蔵する【11月~3月頃】

貯蔵は原料芋の糖化を待つ作業です。これができていないとあの甘みは出ません。

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8.加工:洗う(選別機)【12月~】

選別をしながら、土を洗い流しします。

選別(大)は平切り干し芋や、角切り干し芋

選別(中)は平切り干し芋

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9.加工:蒸す【12月~】

温度と時間は各農家さんによって違います。でもじっくりとゆっくりとたっぷりと蒸かしたものはとても柔らかく、甘くておいしくなります。

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10.加工:皮をむく【12月~】

一つ一つていねいに、ナイフで皮をむきます。

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11.加工:スライスする【12月~】

ピアノ線を幅9~12mmの幅にしてスライスします。この時の芋は非常に柔らかく、指先には力を入れずにやさしく作業するのがきれいな干し芋を作るコツです。

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12.加工:並べる【12月~】

この時も指先には力を入れずにやわらかく、やわらかく。

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13.加工:乾燥させる【12月~】

乾燥は天気や時期や気候にも左右されますが、平切り干し芋で昼夜7日間乾燥します。

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14.出来上り【12~翌5月頃】

おいしい干し芋のできあがり!

ほしいも学校干し芋